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タカアンドトシ

「タカアンドトシ」は、全国的に有名になるまで「ブラックマヨネーズ」と同じように、実力はあるがオーソドックスな漫才であるため個性がなく、ほかの芸人が行っても面白くなるような漫才であった。
それでも実力はあったため、一番影響力のある漫才の大会である2004年「M-1グランプリ」に出場した。
結果は4位というなかなかの成績ではあったが、同じ年に出場した「アンタッチャブル」や「南海キャンディーズ」のインパクトが強かったため、タカアンドトシは「M-1グランプリ」に出場できる最後の年であったにもかかわらず、あまり視聴者に印象を残すことはできなかった。

そこで「タカアンドトシ」は、今までのオーソドックスのネタから、偶然生まれた同じつっこみを繰り返し使ってつっこむという形に変えた。
元々ネタ作りをしていたタカが、台本のつっこみの部分を細かくは考えずに全て「○○か!」というフレーズで書かれていて、トシがそのままその台本通りにネタを披露したところ、今まで以上にウケたため、他のネタ番組でも披露していったのである。

そして「タカアンドトシ」は大ブレイクして、「爆笑オンエアバトル」では第7回・第8回チャンピオン大会で優勝し、「史上空前!!笑いの祭典ザ・ドリームマッチ」ではトシが「○○か!」というフレーズを使い、ダウンタウン松本人志とトシがコンビを組み、漫才を披露するといった活躍を魅せた。

では、この「○○か!」というつっこみを繰り返す漫才とはどのようなものなのだろうか。
「○○か!」というつっこみとは、言わば「お約束」のようなものなのである。
「お約束」とは、「吉本新喜劇」の池乃めだかが喧嘩でボコボコにされて「今日はこのくらいにしといたるわ」と言うものや、
ダチョウ倶楽部の上島竜平が熱いおでんを食べるなどの過酷な企画で、
「(肥後)お前やらないの?じゃあ俺がやるよ!(寺門)いやここは俺がやるよ!(上島)・・・じゃあ俺がやるよ。(肥後&寺門)どうぞどうぞどうぞ!」と言うものなど、そのような状況になったら必ずそこで期待されるギャグが「お約束」というものである。
タカアンドトシの「○○か!」はギャグではないが、タカのボケには必ずトシの「○○か!」というつっこみを期待させるようなボケになっているため、「○○か!」というつっこみも「お約束」であるといえる。
そしてこのお約束のつっこみの部分で視聴者は笑うため、トシはつっこみの実力があると評価されるようになり、「もしものシミュレーションバラエティ お試しかっ!」の進行役を始め、テレビで見ない日はないほど数々のバラエティー番組で活躍するようになったのである。

更に、「タカアンドトシ」はブレイクしたときに非常に運が良かった。
それは、「○○か!」というフレーズは、そのフレーズと同時に頭を叩くからという、誰がこんな馬鹿なことを考えたのか知りたくなるような安易な理由によって、「流行語大賞」に選ばれなかったのである。
もし、こんな馬鹿な考えを持つ人が現れなかったら「○○か!」は流行語大賞に選ばれ、そのときの流行として終わってしまっていたかもしれない。
そう考えるとタカアンドトシは、非常に運が良かったと考えられる。

このようにタカアンドトシは、運と実力、そして「○○か!」という視聴者に求められ素人の人でも使いやすいフレーズを使ったつっこみを「お約束」という形で見せることによって、じゃないほう芸人などとも呼ばれずにタカアンドトシというコンビとして人気となっていくことが出来たのではないだろうか。
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