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「とぶくすり」、「めちゃ×2イケてるッ!」

お笑い第三世代と呼ばれる芸人たちが、ゴールデンの時間帯で活躍していたとき、深夜で放送していた「新しい波」という若手芸人のオーディション番組で、コントなどを披露した中の選ばれた芸人が、1993年4月8日「とぶくすり」のメンバーとして選ばれることになった。
そのメンバーが、「ナインティナイン」「よゐこ」「極楽とんぼ」「光浦靖子」などのメンバーである。

この「とぶくすり」という番組のメンバーを選ぶという時点で、既にこの番組は画期的なコント番組である。
今までのコント番組ではこんなことは有り得なかった。
しかし、「ドキュメント系バラエティー番組ブーム」がこのようなコント番組を生み出すことになる。

更にこの番組の画期的な所は、この番組のプロデューサーである片岡飛鳥というプロデューサーが、オアシズの光浦靖子をレギュラーとして選んだということである。
片岡飛鳥というプロデューサーは、「オレたちひょうきん族」、「夢で逢えたら」、「笑っていいとも!(テレフォンショッキングで客が、『そうですね』と言うのは片岡が発案した)」、「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば」などの歴史に残るコント番組のADを経験していたため、コント番組のノウハウが備わっている。
そのようなノウハウを無視して、光浦靖子をレギュラーにしたのである。
どういうことなのかというと、今までにコント番組には、ブサイクであるというキャラクターでコントをする芸人はいたが、本当にブサイクであるということを前面に押し出してくる芸人はいなかった。
光浦靖子は大久保佳代子とオアシズというコンビを組んでいる。
このコンビは、2人で新しい波に出演していたのではあるが、大久保さんは笑えないブスであるということで、光浦靖子だけが「とぶくすり」に選ばれた。
これは予測なのではあるが、本当にブサイクである光浦靖子という芸人を、なぜ選んだのかということを考えてみると、それは「清水ミチコ」を超える女芸人は現れないだろうと考えていたため、本当にブサイクである光浦を選んだのではないだろうか。
どうしてもコント番組が好きな人は、他のコント番組と比べてしまうものである。
とぶくすりと比べられるコント番組は、オーディションではないが同じく集められた芸人たちでコントを行う「夢で逢えたら」である。
「夢で逢えたら」の「清水ミチコ」は、実はダウンタウンやウッチャンナンチャンなどの今も活躍する芸人よりも人気があって面白かった。
そんな「清水ミチコ」と、とぶくすりの女芸人のメンバーは比べられてしまうのである。
それなら「女芸人のレギュラーは要らないのでは?」とも思うのだが、いろいろなコントの設定上、女芸人は絶対に必要である。
男の芸人が女装をして演じたりしたらそっちに気が行ってしまってコントの設定どころではなくなってしまう。
だから「清水ミチコ」のようにキャラクターではなく、本当にブサイクであることを認めている「光浦靖子」を、片岡飛鳥というプロデューサーはレギュラーにしたのではないだろうか。

「とぶくすり」という番組が人気になったのは、当時「吉本印天然素材」で活躍していた「ナインティナイン」の人気のおかげなのではあるが、「光浦靖子」がメンバーにいじられるという面白さがあったということもこの番組が面白かった要因である。

初回はあまり注目されずに始まった番組ではあったが、だんだん人気が出始め、一度は打ち切りになったものの、ファンからの復活を希望するハガキが殺到して、1995年10月28日に「めちゃ×2モテたいッ!」がスタートし、この番組が更に人気となり、1996年10月19日に、「めちゃ×2イケてるッ!」が土曜日の夜8時という時間帯でスタートすることになる。

「めちゃ×2イケてるッ!」という番組の面白さは、メンバーの一人一人がみんな面白いということと、企画が斬新であるというところである。
「とぶくすり」のときには、コントなどが主体ではあったが、「めちゃ×2イケてるッ!」は完全にバラエティー番組ではあるが、「ドキュメント系バラエティー番組」のような企画内容である。
そしてこの番組の芸人のメンバーは、「めちゃ×2イケてるッ!」以外にも、しっかりと他の番組でも活躍していて一人一人が面白い。
「ナインティナイン」はいつでも笑いを取ろうとする姿勢が国民的に評価されているし、「よゐこ」の濱口は「いきなり!黄金伝説。」の人気の立役者でもあるし、有野は「ゲームセンターCX」というゲームをする番組でゲームマニアから絶大な支持を受けている。加藤浩次は「スッキリ!!」で帯番組の司会を務めている。光浦靖子は数々のバラエティー番組で女芸人の代表的存在でもある。
そのため、誰がその企画の主役になってもしっかりと笑わせてくれるのである。

その企画とは、時事ネタであったり、芸人の質を問われるものであったり、熱湯コマーシャルのようなベタなものであったり、完全に「江頭2:50」やエスパー伊東に頼る企画であったり、なにかの番組のパロディーのような企画であったりもする。
しかし、そのような企画であると、なかなか視聴者に伝わらないということがある。
それを解消したのが、「めちゃ×2イケてるッ!」ではよく使われるナレーションである。
このナレーションの語りが、どんな複雑な設定であったとしても、視聴者にはわかりやすく伝えることが出来るのだ。
このような斬新な企画と、メンバーの一人一人の面白さが合わさって、いつでも視聴者を笑わせてくれるため、若者からの絶大な支持を受けている番組となっている。

更に「めちゃ×2イケてるッ!」では、いつも面白い企画を放送しているのだが、一年に一度だけ「岡村オファーシリーズ」という感動する企画を放送するのである。
岡村隆史の抜群の運動神経を生かして、SMAPのライブに出演、フルマラソン完走、具志堅用高とボクシング対決、EXILEのライブに出演するなど、様々なものにドキュメンタリー番組であるかのように挑戦し、視聴者を感動させるのである。
しかし、そこにはしっかりと岡村隆史特有の面白さも入れるのである。

つまり一年に一度だけ、いろいろな番組で行っている「ドキュメント系バラエティー番組」ではない、「めちゃ×2イケてるッ!のメンバーであるナインティナインの岡村隆史」特有の、「ドキュメント系バラエティー番組」を放送しているのである。

それらが、若者からの絶大な支持を受けている番組となっている理由なのではないだろうか。
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