スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ドリフ大爆笑

この番組は、「8時だョ!全員集合」で大人気となったザ・ドリフターズが、年に1・2回、アイドルやタレントなどとコントを披露するフジテレビで放送されていた番組である。
この番組の内容は、「8時だョ!全員集合」のような生放送の舞台とは違い、スタジオで収録するため、「8時だョ!全員集合」よりもクオリティーの高いコントを放送するというコンセプトで始まった番組である。
クオリティーの高いコントを放送していたため、今現在のバラエティー番組でも、「ドリフ大爆笑」で行われていたいろいろな笑いの手法などを使われることがよくある。
代表的なものが、中年女性の大きな笑い声や落胆の声をコントの面白い箇所に差込み、視聴者の笑いを更に誘うという重要な役割を果たしているものである。
そして他にも、番組内で流れる音楽や効果音なども名物となっていて、現在でもとても重要な役割を果たしている。
最近のバラエティー番組の、ゲームコーナーで行われる罰ゲームの王道である「パイ投げ」も、ドリフ大爆笑が発祥でもある。

さらにこの番組は、現在のお笑い芸人のネタの原点だと思われるコントも披露している。
それが、この番組の顔である「もしもシリーズ」である。
もしもシリーズとは、アメリカのバラエティー番組「ラフ・イン」の「if」というコーナーをお手本としていて、「もしも○○な△△があったら・・・」というフレーズを使ってそれを披露していくコントである。
高木ブーは出オチもしくは一発芸的なインパクトでオチに持ってくるキャラクターが主で、仲本工事は一見マトモそうだが、実は一癖ある人間の役、加藤茶は落ち着きのない陽気な人間、志村けんは大半がとぼけた老人の役が主であり、メンバーの個性が活かされる役をコントにしている。
そしてコントの最後には、いかりや長介の代表的なギャグである「だめだこりゃ」を、呆然とした表情で言ってそのコントは終わる。
これがこの番組の象徴である「もしもシリーズ」である。

この「もしもシリーズ」に、少なからず影響は受けているのだろうなと思う芸人はたくさんいる。
その芸人は気付いていなくても、このコントは「もしも○○な△△があったら・・・」というコントの作り方の方法は同じだなと思うことは結構ある。
アンジャッシュの勘違いネタなどもそうであると思う。
お互いが勘違い(すれ違い)をしながら、話が進んでいくことが面白いこのコントは、「もしもシリーズ」と方法が同じであると思う。
例えば、空き巣である児嶋が誰もいなかった会社に侵入していると、そこに社員である渡部が戻ってきてしまい、勝手に侵入していた児嶋は見つかってしまった。その空き巣は何も言えずにいると、その社員が、この人はこのお笑い芸人の事務所に面接に来た人なんだと勘違いしてしまい、その空き巣は仕方が無くそのまま面接を受けるという勘違いコントがある。
このコントは、この社員がお笑い芸人の事務所に面接に来た人だと思っている人は、実は空き巣であることを視聴者がわかっているから面白いのである。
ドリフ大爆笑の「もしもシリーズ」も同じである。
「もしも○○な△△があったら・・・」の△△の部分のことは常識としてわかっているから○○を見ると面白いのである。
だからこの勘違いコントを考えるときには、
「もしもお笑い芸人の事務所に面接に来たと思い込んでいる人が、実は空き巣だったら・・・」ということから思いついたコントであるはずだ。
最近のネタで、あるキャラクターを作ってコントを披露する若手芸人のほとんども、この「もしもこのキャラクターが△△だったら・・・」ということから考えているはずである。
爆笑レッドカーペットに出演していた「5GAP」も、「もしもホワイト赤マンが赤ちゃんを泣き止ますことになったら」というコントのように、「もしも赤ちゃんをあやすということをホワイト赤マンがしたら」ということから考えているはずである。
モノマネでも、このもしもシリーズの構成を基にしたネタを披露している芸人はたくさん存在している。
モノマネ芸人である「ホリ」のネタである「○○(有名人)が絶対に言わないこと」というネタも、「もしも武田鉄也が『世の中なあ、金さえあれば何でもできるぜ、おい』と言ったら面白いだろう」というようなことから考えられているはずである。

このように「ドリフ大爆笑」という番組は、この番組の象徴である「もしもシリーズ」が、今のお笑い芸人の原点になっていると言っても良いほど、クオリティーの高いコントを放送する番組だったのである。
スポンサーサイト
最新記事
カテゴリ
検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。