スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

子供に見せたくない番組ランキング

この「子供に見せたくない番組」とは、健全な青少年の育成を目指す、日本PTA全国協議会が独自に、毎年小学5年生・中2年生およびその保護者に対し「テレビ番組に関する小中学生と親の意識調査」と称するアンケートを行い、テレビ番組についてランキング形式で紹介しているものである。

しかし、この「子供に見せたくない番組ランキング」に選ばれた番組にとって、このランキングに選ばれたという事は非常に名誉なことである。
それは、歴代の「子供に見せたくない番組ランキング」で、上位に選ばれている番組は、全て芸能界の伝説となっている番組だからである。
ではどのような番組が、伝説の番組を選ぶランキングに選ばれているのかを調べてみようと思う。

2008年子供に見せたくない番組
1位ロンドンハーツ、2位めちゃめちゃイケてる、3位クレヨンしんちゃん
4位エンタの神様、5位志村けんのバカ殿様、6位はねるのとびら
7位リンカーン、8位ライフ、9位ヘキサゴン、10位ガキの使い
という結果が出ている。
過去の子供に見せたくない番組に選ばれた番組には、
「8時だョ!全員集合」、「オレたちひょうきん族」、「ダウンタウンのごっつええ感じ」
などがある。このように「子供に見せたくない番組ランキング」には、伝説として残るバラエティー番組が選ばれているのである。

しかしこの「子供に見せたくない番組ランキング」のアンケートとは、実はメディアを悪用していると言って良いほど、子供に見せたくないアンケートなのである。
このようなアンケートを取る場合、より正確なデータを取るためには見せたくない番組を答えてもらい、それからその番組を選んだ理由について聞かなくてはいけない。
しかしこのアンケートは設問方式になっていて、最初は子供に見せたくない番組があるかどうかの質問があり、
その次に子供に見せたいランキングに選ばれるような、世界一受けたい授業、ダーウィンが来た!、週刊こどもニュースなどの教養番組の中に、批判を受けやすいロンドンハーツなどのバラエティー番組が選択肢として書いてあり、その中から1つ選ぶか、または「その他」の番組として自由記述を選ぶようになっている。
つまり、バラエティー番組が目立つように選択肢として書かれているのである。
そして次に、その番組を選んだ理由として、最初から用意された11の項目、もしくは、「その他」の理由として自由記述を書くかを選ぶようになっている。その11の項目とは、
「残酷な場面が多い」「言葉遣いが乱暴」「物を粗末にしている」「エッチな場面が多い」「いじめや偏見を助長する場面が多い」「人権擁護の配慮が足りない場面が多い」「生命を軽んじる場面が多い」「常識やモラルを極端に逸脱している」「出演者に好感が持てない」「内容がばかばかしい」「夢がない」という11項目である。
これらの11項目の内容を考えてみると、これらは全てバラエティー番組に対してよくされる批判である。
つまりこの質問でも、バラエティー番組を批判するための人だけに作られていて、例えばワイドショーを選ぶときには、嫌いな番組なのに番組名を思い出し、嫌いな番組の嫌なところを考えるという面倒くさい作業を行わなくてはいけないのである。

更に、このランキングで1位になっている番組は、国民のほとんどが思っているというように報道されているが、実際はアンケートの中での割合は3.5%の人が嫌いな番組があると思っているだけなのである。
実は「子供見せたくない番組はない」と答えている人は70%近くいるのだ。
こんなにバラエティー番組を批判するための人だけに作られているアンケートなのにもかかわらず、「子供見せたくない番組はない」と答えている人は7割である。
それを報道では全国民が思っている。そう思ってないとおかしいという報道をしているのである。

更に、バラエティー番組を選んでいる人であっても、その番組に対しては想像の範囲内でしか、その番組について考えずに、実際にはほとんど観たことがないはずである。
なぜ、そのようなことがわかるのかというと、それは「子供に見せたくない番組」であるのなら、それを選んだ親は子供が一緒に住んでいる場所で、その「子供に見せたくない番組」を一緒に観ているはずがないからである。
だからその番組を観ていないのであれば、その番組の想像の範囲内でしか考えずに選ぶしか方法はないのである。

そして、ある「子供に見せたくない番組ランキング」の常連番組が、この「子供に見せたくない番組ランキング」に対しての答えなのではないかという内容のものを放送している。
その番組とは、バラエティー番組ではないのであるが、今でも放送され続けている国民的ギャグ漫画の「クレヨンしんちゃん」である。
それは、1994年1月31日第83回248話「オラはエンピツしんちゃんだゾ」・249話「テレビの口まねだゾ」でこのような内容のものが放送された。
テレビで「エンピツしんちゃん」というアニメが始まり、園児たちの間で爆発的な人気となる。そのキャラクターは下品極まりなく、親にしてみれば「子供に見せたくない番組」であった。
しんのすけの母・みさえも「エンピツしんちゃん」が放送される時間になると、しんのすけにテレビを見せたくないため、外食に誘うようになる。
だが父・ひろしは「そんなに神経質になることないんじゃない?」と言う。
みさえは「ダメよ。あんな喋り方をしていたら、いったいどんな人間になっちゃうのかわからない」と反論する。
それに対しひろしは、「でもさ、俺たちさ、大人になっても『シェー!』とか『アッと驚くタメゴロー』だの言っているか?」

というものが放送されたのである。
これでわかるように、大人が思っているほど子供はバカではないのだ。
つまり大人になっても、『シェー!』とか『アッと驚くタメゴロー』だの言わないのであるから、親の勝手な考えで子供の行動を規制するのではなく、どんなことでも子供自身で良いものと悪いものを区別させ、間違っているところは指摘してあげれば良いのではないだろうかと思う。
このように「子供に見せたくない番組」を選ぶ人は、批判などせずに自らが正しい情報を調べ、みんなで考えて、それを教えてあげれば良いのではないだろうか。

しかし実際にはテレビを観ていて、実はこっちの方が本当に「子供に見せたくない番組」だと思うことも実は結構ある。
だから自分なりに、「本当に子供に見せたくないと思う番組」というものを考えてみた。

「本当に子供に見せたくないと思う番組」
・フジテレビの午後1時30分からやっているドラマ
理由:こんな歪んだ性格の人間達の物語を楽しむ人がいるということを、子供に教えたくない。
・朝の10時くらいにやっている主婦の愚痴を再現ドラマで紹介する番組
理由:子供が人間不信になる。
・サスペンス系のドラマやアニメ
理由:ほとんどの場合、安易な考えで人が殺されていて、それを解決する事を楽しんでめでたしめでたしみたいな物語がほとんどで、人の命が軽く考えられている。
・24時間テレビ
理由:健常者と障害者の間に分厚い壁がある。
・ダイエット器具の通販
理由:成長期にダイエットなどという事を覚えさせて、成長の妨げにならないようにするため。
・全力坂
理由:下品な言葉やHな言葉などは、なんとか説明できる気はするが、坂を走る女性だけを映すというフェティシズムを説明できる気がしない。
・徹子の部屋
理由:黒柳徹子のトークを真似させてはいけない。あのトークは黒柳徹子だからできるのである。
・週間テレビ批評
理由:朝の5時にテレビ番組を批評してグッズを貰っている変わった人にはなって欲しくない。
・国会中継
理由:あんなレベルの低いガヤをするだけがこの国の偉い人達なんだと思ってしまい、これからの日本は大丈夫なのか?という不安を、幼いうちに抱えながら成長して欲しくはない。
・ワイドショーやニュース番組
理由:情報の一部だけを切り取り、それが全てだと紹介する正義の仮面を被った悪魔である場合があるから。

この自分なりに考えた、「本当に子供に見せたくないと思う番組」を読んでみてどう思っただろうか?
『どんなことでも子供自身で良いものと悪いものを区別させ、間違っているところは指摘してあげれば良いのではないか』とは思わなかっただろうか。
だからこのように、「子供に見せたくない番組ランキング」を選ぶ人は批判などせずに自らが正しい情報をしっかりと調べ、みんなで考えて、教えてあげれば良いのではないだろうか。
スポンサーサイト
最新記事
カテゴリ
検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。