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行列のできる法律相談所

この番組は、日常で起こりそうな身近な問題を再現ドラマで提示し、賠償金額を請求できるのかなどといった課題について、最強の弁護士軍団と呼ばれる実際に資格を持った弁護士と、司会の島田紳助とゲストがさまざまなトークを繰り広げる番組である。
これまでの法律番組は、一人の弁護士がその問題に対して一つの結論しか出さなかった。
しかし、実際の裁判ではその判決がひっくり返ることもあり、テレビとは大きく差が生じることが問題視されていた。
そこでこの行列のできる法律相談所では、複数の弁護士がそれぞれの見地と解釈から判断することによって、裁判の難しさや限界を提示する新しいスタイルの法律番組である。

しかしこの番組は2007年以降、法律相談は番組の最後に1件だけ行うだけである。
それ以外は全て司会者とゲストのトークだけだ。
しかし実はそれがこの番組を支えているのである。
実際に視聴率は毎週20%を越している。
そのトークはどのようなものなのだろうか。

まず注目すべきところは、ゲストの配置である。
雛壇に席が4つ並んでいて、それが前後で2列ある。前列の司会者に一番近いところには大御所や宣伝をするためのゲストが座り、その隣には女優やアイドルが座り、その隣には俳優などが座る。後列には司会者側から勢いのある若手芸人コンビが座り、その隣に磯野貴理、そして一番端には東野幸治が座る。
この配置によって視聴率20%を毎回越えるトーク番組ができるのである。

まず始めに、勢いのある若手芸人を紳助がいじり番組の空気を作っていく。
しかし紳助はこの若手芸人を事前に知っておくということはしておかない。
今まで書いてきたことを考えれば、若手芸人であっても重要なところだけはしっかりと知っておき、その良いところを活かすように考えておくのだろうと思うはずである。
しかし紳助はその作業は一切行わない。
なぜなら紳助はこの時に視聴者目線に立つからである。
たとえ今勢いのある若手芸人だったとしても、その芸人を視聴者全員が知っているとは限らない。
その芸人を知らない視聴者のためにあえて事前に知っておくということはせずに、その若手芸人を初めて見て、面白い部分をその若手芸人にアピールさせ盛り上げるのである。
そして宣伝のために来た俳優や女優とトークをして磯野貴理に振る。
この磯野貴理がとても重要なのである。
男性俳優が来た場合は、磯野貴理がカッコイイなどのコメントをして視聴者を共感させる。
女優の場合は、磯野貴理がどうすれば美しくなれるかということや、その女優に対して嫉妬しているようなコメントをして紳助がつっこむ。そこで笑いが起こり、更にその紳助のつっこみに対して、東野がつっこみ更に笑いを大きくさせる。
大体この番組のトークはこのように流れている。

松本人志は本の中で、島田紳助はちゃんと世間で評価されていないと言っている。
それは、このようなトーク番組の時の紳助のつっこみが、世間では毒舌と言われることがよくあることを松本人志は言っているのだと思う。
この紳助のつっこみは実は物凄い技術なのだ。
紳助のつっこみは完璧にその人の的を得ていることを言う。
しかし的を得すぎていて視聴者には毒舌だと言われてしまっているのである。
しかし、それが芸能人の場合、的を得ていてくれたほうが言い返しやすいのである。中途半端に話を振られても、それに言い返すことは難しい。
だから紳助のように、完璧に的を得ていてくれたほうが、言い返しやすく、つまりトークがしやすいのである。
特に芸人や磯野貴理のようなバラエティに出るタレントにはこの的確な紳助のつっこみが物凄くありがたいことなのである。
そして東野幸治はその紳助のつっこみに対し、更につっこむことで笑いを大きくし、この視聴率を毎週たたき出しているのである。

そして更に、最強の弁護士軍団と呼ばれる弁護士にもトークに参加させ、一人一人キャラクターを付ける。
そして実際にこの番組に出演していた橋下徹は大阪府知事に、丸山和也は参議院議員にもなっているくらいこのトークには影響力がある。

この番組は、法律問題やトーク以外にも「カンボジア学校建設プロジェクト」という企画や、東野幸治がトライアスロンに出場するという企画があった。
それはバラエティとは違い、視聴者を感動させる企画である。
この企画にも紳助は偽善者だと批判をされることがある。
しかし、こういう企画にはそういう批判は全く意味が無いものである。
なぜなら偽善者だと言われようが、実際にカンボジアには学校は造られて、今まで勉強できなかった子供は、勉強をすることができるようになった事実があるわけだし、東野は確かにトライアスロンを完走した事実があるわけだから、観ているだけの視聴者には、批判の権利など無いのである。
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