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出川哲朗

この出川哲朗も「江頭2:50」のように、日経エンタテイメントが行っている「嫌いな芸人ランキング」では、毎年上位にランクインしていて、an.anという雑誌でも行っている「嫌いな芸人ランキング」では、2001年から2005年まで1位を獲得し続け、殿堂入りを果たしていて、更に同じくan.anが行っている「抱かれたくない男ランキング」でも1位に選ばれている。
つまり出川哲朗も、「江頭2:50」のように「嫌いな芸人ランキング」で、ランクインしているため、影響力があるタレントであるということは言うまでもない。

では出川哲朗という芸人は、なぜここまで影響力があるのだろうか。
まず、出川哲朗と比較される芸人は、ダチョウ倶楽部の「上島竜兵」である。
しかし、「上島竜兵」は「嫌いな芸人ランキング」や「抱かれたくない男ランキング」の上位にはランクインしない。
つまり単純に考えると、出川哲朗が比較されるべき芸人は、同じく「嫌いな芸人ランキング」や「抱かれたくない男ランキング」の上位に必ずランクインする「江頭2:50」と比較するべきなのではないのだろうか。
しかし現実には出川哲朗と比較される芸人は、ダチョウ倶楽部の「上島竜兵」である。
では出川哲朗が、「江頭2:50」と比較されないのはなぜだろうか。

「江頭2:50」についてもう一度述べておくと、
「江頭2:50」という芸人は、江頭のキャッチコピーが「笑いのためなら死ねる数少ないサムライ芸人」であるように、どんなに危ないことでも笑いのためなら挑戦するという姿が面白いため影響力がある芸人である。
だから「江頭2:50」という芸人は、神と呼ばれるほどの芸人なのである。
では出川哲朗という芸人は、どういう芸人なのだろうか。

まず、出川哲朗がバラエティー番組に出演しだしたのは、1990年4月から「ウッチャンナンチャン with SHA.LA.LA」に出演し出したのがきっかけで、それまでは「男はつらいよ」にも出演していた役者である。
しかし、「出川哲朗は演技が下手なわけではないのだが、何を演じたとしても出川哲朗になる」と、同じ劇団員である内村光良が語っている。
「ウッチャンナンチャン with SHA.LA.LA」に出演したのがきっかけで、その後、「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」に出演して、ドッキリ企画などの際の立ち振る舞いや、リアクションの面白さが徐々にお茶の間に浸透しき、出川哲朗はリアクション芸人の地位を確立していったのである。

出川哲朗のモットーは「永遠の若手芸人」である。
そのモットーのように出川哲朗はいわゆる「汚れ役」をよく与えられる。
「進め!電波少年」の、番組特製のコンドームをエイズ予防の目的で、オーストラリア・シドニーのゲイ達に配布するという企画で、そのコンドームを渡した途端に、渡した相手が目の前でそれをつけ始め、すぐさま出川をマッチョな外人7人が取り囲み、お尻を奪われてしまったり、
同じく「進め!電波少年」で、映画「プリティ・ウーマン」のリチャード・ギアのように、アメリカのコールガールを更生させる為に、モーテルの中でコールガールを説得するという企画で、英語がまともに話せず、不審に思ったコールガールが仲間のマフィアを呼んでしまい、そのまま拉致されてしまったりなどの汚れ役をよく与えられる。
しかし出川哲朗は、こんな汚れ役を与えられても必ず笑いが起こる。
それは出川哲朗という芸人は、超一流のリアクション芸人だからである。
出川哲朗という芸人は、自ら笑いを取りにいくということはない。
必ずその場の流れで汚れ役を与えられリアクションをするのである。
「島田紳助」は出川哲朗のことを、「トーク番組において盛り上がっている状況では、自分から出ていくことはせず、場の空気が沈みかけているところで自ら笑いを取っている」と出川の役割を解説し、「野球で言うたら2番バッターであり、試合(番組)を組み立てるには絶対に必要」と述べ、また、出川を元プロ野球選手の故木村拓也になぞらえ、「芸能界のユーティリティープレイヤー」であると高く評価している。
つまり、出川哲朗という芸人は、江頭2:50のように「どんなに危ないことでも笑いのためなら挑戦する」のではなく、
自分からは笑いを取るのではなく、場の空気が沈みかけているところで汚れ役を与えられ、超一流のリアクションをして、笑いを取っていく芸人なのである。

そして、「ダチョウ倶楽部」でも述べたようにダチョウ倶楽部は、
ダチョウ倶楽部のショートコントを、上手く状況に合わせて使ったリアクション芸があるために、トークもつっこみもできなくて、よくわからない人がいても、ダチョウ倶楽部が番組に出演すると、その番組には必ず笑いが起こると述べた。
つまり、この出川哲朗も流れに乗り笑いを取るリアクション芸人であり、ダチョウ倶楽部も流れに乗り笑いを取るリアクション芸人であるため、
出川哲朗は江頭2:50とは比較されず、ダチョウ倶楽部の上島竜兵と比較される芸人なのである。

しかし、出川哲朗もダチョウ倶楽部も、流れに乗り笑いを取るリアクション芸人であるため、よく比較をされるが、出川哲朗とダチョウ倶楽部の流れに乗り笑いを取るリアクション芸は全く別のものである。

まず、ダチョウ倶楽部のリアクション芸についてもう一度述べておくと、
ダチョウ倶楽部のリアクション芸とは、その状況に応じたショートコントを披露して、面白くそのリアクションを際立たせるのがダチョウ倶楽部のリアクション芸である。
では出川哲朗が行うリアクション芸は、ダチョウ倶楽部が行うリアクション芸とはどのように違うのだろうか。

出川哲朗が汚れ役を貰うときには、必ず自信家を気取ることから始まる。
ケンカをするミニコントのような場面では、高校時代はヤンキーであったと気取り、当時のあだ名は「キレたナイフ」だったなどと言ってから、そのミニコントに参加したり、
武相高等学校の後輩に元プロ野球選手のパンチ佐藤がおり、テレビ番組で共演すると出川は、「パンチ、ジュース買って来いよ!!」などと先輩風を吹かせたり、
「ネプリーグ」などのクイズ番組や、「DOORS」のようなアトラクション系の番組に出演した際には、「俺はミスター○○(番組名)だよ!」などと豪語したりなど、汚れ役を貰うときには、必ず自信家を気取ることから始まるのである。
しかし結果は、「キレたナイフ」だったというと、共演者からは「“切れた”ナイフじゃ使い物にならないでしょ?」などとあしらわれたり、
パンチ佐藤に「パンチ、ジュース買って来いよ!!」などと先輩風を吹かせると、パンチ佐藤は硬式野球部出身だけど、出川は軟式野球部出身で、接点はほとんど無かったというエピソードを話されたり、
「DOORS」に出演した際、「俺はミスター○○(番組名)だよ!」などと豪語しようとすると、「俺はミスタードーナツだよ」と噛んでしまい、共演者につっこまれたりしてしまう。
このように出川哲朗は、必ず自信家を気取ることから始まるが、その自信とは裏目になにかしらの失敗をしてしまい、それを共演者につっこませて、どんな番組でも笑いを取ってくれる超一流のリアクション芸人なのである。

これを踏まえて、出川哲朗とダチョウ倶楽部とのリアクション芸とはどのように違うのかというと、ダチョウ倶楽部のリアクション芸は、その状況に応じたショートコントを披露して、上島竜兵がリアクションを披露して肥後 克広がつっこんで笑いを取る。
それに対して出川哲朗は、自信家を気取るがその自信とは裏目に、なにかしらの失敗をしてしまい、それに対するリアクションをして、それを共演者につっこませて笑いを取るのである。
つまり、ダチョウ倶楽部はトリオで笑いを取り、出川哲朗はどんな人にでもつっこませて笑いを取るのである。

出川哲朗はどんな人にでもつっこませるため、どんな人にでもいろいろといじられる。
だから出川哲朗のモットーが、「永遠の若手芸人」であるのは、「汚れ役」を与えられるから「永遠の若手芸人」だというわけではなく、このようにどんな人にでも、いろいろといじられるから「永遠の若手芸人」なのである。

そして出川哲朗は、どんな人にでもつっこませ、いろいろといじられるのは、自信家を気取るということ以外にもたくさん存在する。
それは前にも述べたように、「出川哲朗は演技が下手なわけではないのだが、何を演じたとしても出川哲朗になる」ということにある。
出川哲朗という芸人は、どんな人にでもいじられる芸人なのである。
つまり、芸人のときも役者のときでも、たとえプライベートであっても出川哲朗は、どんな人にでもいじられる芸人なのである。
そのため、2004年4月5日、元モデルの阿部瑠理子と結婚し、抱かれたくない&嫌われキャラとのギャップで世間を騒がせた時に、プロポーズの際には、「ロンドンハーツ」が協力して推定5000万円の制作費を費やして、イタリア・ローマ市内でロケーションが行なわれ、その一連の模様が全国ネットで放送された。その番組で視聴者を感動させるかに思ったが、妻へのプロポーズの際に、「あなたを心から愛ちていまちゅ。結婚ちてくだしゃい」と噛んでしまい、こんなときでも爆笑を取ってしまうのは、出川哲朗がどんな人にでもいじられる芸人だからなせる業であるわけだし、
多くの写真週刊誌・ゴシップ紙の恰好のターゲットとなっていて、出川本人はその事すらネタにしてしまっているのも、
結婚はしているが、セックスレスで、夫人の方から一方的に夜の営みを頑なに拒否されているという話も、
酒は飲まないものの打ち上げに参加する事は好きで、その場では好物のコーラを飲んでいるという姿がなんか面白いのも、
愛車はポルシェ・911カレラであるということがなぜか面白いのも、
手の小指の第一関節・第二関節だけを同時に90°曲げることができて、指折りで数える時は親指から順番に拳を開いていくという独特の数え方をするのがなぜか面白いのも、
偽ブログや、偽ツイッターが存在するというのも、出川哲朗という芸人は、どんな人にでもいじられる芸人だから面白いのである。

さらに出川哲朗は、非常に細かいところにまでリアクション芸というものにこだわり続けている。
リアクション中の顔を撮影するヘルメットに装着したCCDカメラの使い方について、「顔の正面ではなく、やや下の位置に着けて背景が映りやすいようにする」というものや、「状況を伝えるため、怖がりながら首を振って周囲の背景を映す」や「レンズに水滴や砂粒が付着しても、少量なら臨場感が伝わるので拭かない」などその状況に合わせたリアクションの方法を多数考えている。
だから出川哲朗という芸人は超一流のリアクション芸人なのである。

出川哲朗は、明石家さんまからも高い評価を受けており、さんまの番組内で、「出川ぐらいの二流の芸能人になれればいい」などと発言したタレント志望の一般人女性に対し、「アホ! 出川は一流や!」と叱り飛ばしたほどであるし、
とんねるずの木梨憲武からも「怖がりながら状況をトータルに把握して出来る芸人は少なく、まさにプロ」と賞賛されていたり、
ビートたけしやダウンタウン、ナインティナイン、同期のウッチャンナンチャンなどからの信頼も厚く、和田アキ子は「出川は気持ちが悪いと言われているけれど、性格もいいし、本当にいい奴」と述べているように、実際には芸人仲間やアーティストなど多くの芸能人から尊敬され、目上からも可愛がられているのである。

しかし出川哲朗は、これ以上は褒めてはいけない芸人である。
なぜなら出川哲朗には、レギュラー番組が1本もないからである。
どういうことなのかというと、このように大御所に褒められて、世間にも評価され毎週レギュラーで出演などしてしまうと、「どんな人にでもいじられる芸人」でなくなってしまうからである。
だから出川哲朗は、これ以上は褒めてはいけない芸人なのである。
つまり出川哲朗という芸人も、江頭2:50のように「笑いのためなら死ねる数少ないサムライ芸人」であり、決して一流にはなってはいけない超一流芸人なのである。
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