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吉本男前ランキング

お笑い芸人に関するランキングというようなものを、雑誌などではよく特集が組まれていて、インターネットのサイトでもよく行われている。
果たして、このようなランキングをやると、芸人にとってどのような影響が出てくるのかということを考えてみようと思う。

まず注目したいランキングは、2000年から始まり、毎年恒例になっている月刊誌「マンスリーよしもと」で企画されている、吉本興業に所属している男性のお笑い芸人の男前を決める「吉本男前ランキング」というランキングに注目したい。
「吉本男前ランキング」とは、3年連続で1位を獲得すると殿堂入りとなり、全国の女性ファンは、好きな男性お笑い芸人を殿堂入りにさせたいという思う人が多いため、年を重ねる毎に、全国的に知名度も上がっていて、吉本芸人限定のランキングではあるが、最近ではマスコミにも大きく紹介され、月刊誌「マンスリーよしもと」が1年間で一番多く売れる号であり、発行される部数もその月が一番多い。

しかしこの「吉本男前ランキング」は、毎年マスコミでも大きく紹介され、月刊誌「マンスリーよしもと」が1年間で一番多く売れる号であり、発行される部数も一番多いのにもかかわらず、あまり影響力のあるランキングであるとは言えないのではないだろうか。

それを証明するために、まず2000年から「吉本男前ランキング」で1位になった芸人を調べていくと、
2000年~2002年 田村亮(ロンドンブーツ1号2号)
2003年~2005年 徳井義実(チュートリアル)
2006年~2008年 井上聡(次長課長)
2009年、2010年 藤原一裕(ライセンス)
※ 田村亮、徳井義実、井上聡の3人は3年連続で1位となり、殿堂入りとなっている。

この結果を踏まえて、1位になった芸人が全国的に有名になった時期を考えてみようと思う。
まず、2000年~2002年に1位になったロンドンブーツ1号2号の田村亮は、このランキングで、その当時の人気を改めて実証したというだけである。
なぜならロンドンブーツ1号2号は、1993年に結成してわずか2年で人気芸人となっていて、2001年には「Re:Japan」として紅白歌合戦にも出演していたくらいの人気があった。
つまり、ロンドンブーツ1号2号の田村亮は、このランキングで、その当時の人気を改めて実証したというだけなのである。
2006年~2008年に1位となった次長課長の井上聡も、このランキングで、その当時の人気を改めて実証したというだけである。
次長課長は、2005年1月1日放送の「こっちも生だよ芸人集合! 今年最も売れる吉本No.1決定戦 やりにげGO'05」という番組内の占いで、今年最も売れる芸人の第1位に選ばれたのが井上で、逆に最下位に選ばれたのが河本という奇跡的な結果が発表される少し前から、次長課長は全国的に人気が出ていたのである。
つまり、次長課長の井上聡も、このランキングで、その当時の人気を改めて実証したというだけなのである。

2003年~2005年に1位となったチュートリアルの徳井義実は、その当時、全国的にはそんなに有名ではなかったが、「爆笑オンエアバトル」などにはよく出演していて、既にイケメン芸人としては有名だった。
そのため田村亮が殿堂入りした後の、2003年~2005年には1位となったのである。
でもそれだけでは、チュートリアルの徳井義実自身は、このランキングでその当時の人気を改めて実証したと言うことはできないのかもしれない。
しかしこの徳井義実ではなく、その相方であるチュートリアルの福田充徳が、このランキングで、その当時の人気を改めて実証したのである。
チュートリアルが2006年末に「M-1グランプリ」のチャンピオンになり、全国的に有名になった後に、福田充徳は「吉本男前ランキング」で、
2008年 5位、2009年 6位、2010年 15位
という成績を収めてしまっているのである。
確かに福田充徳は、昔よくネタにされていた顔がテカテカであるということは、今ではある程度解消されているし、歯を仮歯から本歯に入れ替えたということも言っているし、ペン回しが上手く、日本ペン回し協会の会長も福田充徳はペン回しが上手いということを知っているし、バイクを多く所有しているし、料理を作ることも上手い。
しかし福田充徳は福田充徳である。
この福田充徳が「吉本男前ランキング」で、2008年 5位、2009年 6位、2010年 15位という成績を収めているのは、間違いなくチュートリアルの福田充徳も、このランキングで、その当時の人気を改めて実証したからなのである。

2009年、2010年に一位となったライセンスの藤原一裕も、今はまだ全国的には有名ではないが、2006年の「M-1グランプリ」に敗者復活組で出場しているし、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」にも出演しているし、最近では和田アキ子に気に入られて、「アッコにおまかせ!」にも準レギュラーとして出演している。
つまり、ライセンスの藤原一裕も、このランキングで、その当時の人気を改めて実証したというだけなのである。
これを踏まえると、この「吉本男前ランキング」というものは、ただ単にその芸人の、その当時の人気を改めて実証したというだけのランキングなのである。

しかしここで疑問に思うことが出てくる。
ロンドンブーツ1号2号の田村亮、次長課長の井上聡、チュートリアルの福田充徳は、このランキングで、その当時の人気を改めて実証しながら、今では全国的に有名なお笑い芸人になっている。
しかし、ライセンスの藤原一裕は、このランキングで、その当時の人気を改めて実証してはいるが、全国的に有名なお笑い芸人になっているとは言い難い。
それはなぜなのだろうか。

それはまだライセンスの藤原一裕は、2年しか1位を取っていないからということもあるだろうが、それだけだとは思えない。
それはライセンスの藤原一裕は、「吉本男前ランキング」で1位を獲得したということでしか、視聴者にアピールをできていないからではないだろうか。
ロンドンブーツ1号2号の田村亮は、相方である田村淳のMCの技術が凄過ぎるから有名芸人であるため、今はひとまず田村亮の話題は置いておいて、
チュートリアルの徳井義実は、「吉本男前ランキング」で1位を獲得しているが、実は変態だというキャラクターでいろいろな番組や女性誌にも多く出演している。
次長課長の井上聡も、「吉本男前ランキング」で1位を獲得しているが、物凄くゲームやアニメが好きで、仕事の無い日はいつも家でゲームをしているなどのエピソードがあり、モンスターハンターというゲームのCMに出演していたりもする。
しかし、ライセンスの藤原一裕は、「吉本男前ランキング」で1位を獲得しているということ以外は、あまり特徴が無いといっても良い。
そして、藤原一裕の相方の井本貴史は、ロンドンブーツ1号2号の田村亮の相方である田村淳のように、今はまだMCを任せられる存在でもないし、「M-1グランプリ」では決勝に進出してはいるが優勝はしていないため、チュートリアルの福田充徳のような知名度も無い。
だからライセンスの藤原一裕は、「吉本男前ランキング」で1位を獲得しているのにもかかわらず、一般的なアイドルのような男前とは違い、チュートリアルの徳井義実や次長課長の井上聡のように、決して男前の特徴とは言えないという特徴が無いため、「吉本男前ランキング」でその当時の人気を改めて実証していながら、まだ全国的に有名なお笑い芸人にはなっていないのではないだろうか。

つまり、「吉本男前ランキング」で1位になった芸人は、このランキングに選ばれたからといって、全国的に有名なお笑い芸人にはなっていないということを考えると、毎年マスコミでも大きく紹介され、月刊誌「マンスリーよしもと」が1年間で一番多く売れる号であり、発行される部数も一番多いのにもかかわらず、あまり影響力のあるランキングとは言えないのではないだろうか。

そして、この「吉本男前ランキング」とは、ただ単に男前の吉本芸人を紹介するだけのランキングではなく、チュートリアルの徳井義実や次長課長の井上聡のように、男前でありながら、決して男前の特徴とは言えない特徴があるというギャップを、視聴者に見せるためのきっかけとなるランキングなのではないだろうか。
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